【Adobeデザイン&画像コラム】非営利団体のための Adobe Photoshop 入門:パート 5

非営利団体のための Adobe Photoshop 入門:パート 5

ウェス・ホーリング

Intro to Photoshop for Nonprofits: Part 5

仕上げを始める準備は整いましたか?ポスターを完成するのに残されたのは非営利団体のロゴの追加のみです。このロゴはパート 1にありましたが、ここでもダウンロードすることができます。

ロゴの配置

ロゴを追加してみましょう!

  1. ファイル」>「埋め込みを配置...」をクリックします(Creative Croud 以前のバージョンの場合は「ファイル」>「配置」)。 Click File > Place Embedded…
  2. blog-generic-nonprofit-logo.eps 」ファイルを選択し、「配置」をクリックします。
  3. Photoshop が画像の幅のまま追加します。(今のところこのままで良いです。)
  4. ウィンドウ上部に次の幅と高さを入力します。 :760ピクセル高さ:183ピクセル注意:Creative Cloud 以前のバージョンをご利用の場合は画像の配置の前に幅と高さを入力するようメッセージが表示されます。
  5. 表示」>「表示」でガイドが表示になっていることを確認します。ポップアップメニューで「ガイド」のチェックボックスにチェックが入っている必要があります。(チェックが入っていなければ入れてください。)
  6. 移動ツール」をクリックします。
  7. ロゴをクリックして左側の最も内側のガイドと(ぴったりとは揃いませんが)下のガイドの上に並ぶようにドラッグします。

補足:Photoshop はこのベクター画像を「スマートオブジェクト」としてインポートします。スマートオブジェクトとは Phtoshop がインポートするものの機能を保持するための方法です。つまり、Photoshop ファイル内でこれらのオブジェクトの品質を失うことなく変換できるということです。Adobe にスマートオブジェクトについての詳しい説明があります。

ラスター対ベクター

ロゴファイルの知っておく点としてこれはベクター画像であるということです。ベクター画像は品質を失うことなくどんなサイズにも変更することのできる画像です。その逆は写真です。写真はラスター画像です。ラスター画像は元のサイズよりも大きくするとピクセルになったりぼやけます。

デザイナーは名刺から看板までに使っても劣化しないよう、通常ロゴをベクター形式で作ります。ここではオンラインや印刷で使えるポスターを作っているため、どちらでも良く見えるようベクターファイルを使っています。一般的なベクターファイル形式は SVG(スケーラブル・ベクター・グラフィックス)や EPS(エンキャプサレイティッド・ポスト・スクリプト)、AI(Adobe イラストレーター)です。

補足:Photoshop は究極の写真編集プログラムですので写真やその他の制限のある画像の編集に最適です。Photoshop の伴侶とも言うべきイラストレーターはベクター画像の作成や編集が行える素晴らしいプログラムです。

ベクター画像について詳しく学びたい方は、どのように動くのかを広く理解できるこのウィキペディアのページをご参照ください。Spoon Graphics にもイラストレーター初心者向けのとても良い記事があります。

TechSoup でもこのようなイラストレーターシリーズを取り上げて欲しいと思われる方はぜひ下よりコメントください。

URL の追加

さあ、ロゴも入りました!最後に残った作業はポスターのメッセージを見て共感した人が、もっと情報が欲しい場合にどこを見れば良いかが分かるよう(仮の)非営利団体のウェブのアドレスを追加することです。

  1. 横書き文字ツール」をクリックします。
  2. フォントを Open Sans Light/strong>、15ポイント/strong>、「滑らかに/strong>」のアンチエイリアスに変更します。
  3. 行揃えの右側のカラーボックスをクリックします。
  4. HEX 値に ffffff と入力し、「OK」をクリックします。
  5. ロゴの下をクリックして入力を始めます。(位置について心配する必要はありません。)
  6. www.nonprofit.org と入力し、変更を受け入れるためESC キーを押します。
  7. 移動ツール」をクリックします。
  8. URL 文字を下のガイドに揃えます。
  9. Ctrl キー(Mac では Command)を押しながらロゴをクリックします。これでロゴのレイヤーが選択されます。
  10. 「組織」という言葉が URL の上に来るようにロゴを URL の上に移動します。
  11. ファイル」>「保存」でファイルを保存します。

成果品

ポスターのテンプレートの作成を完了しました。おめでとうございます!このチュートリアルで学んだスキルを使って背景画像を差し替えたり、文章やフォントを変えたり、さらに色んなことができるようになりました。

Finished product

印刷用に保存

印刷用に保存してみましょう。印刷物の場合、画面に表示する場合よりも高解像度でなければいけません。そのため、ここで保存するファイルはウェブサイト用よりも大きくなります。

  1. ファイル」>「名前を付けて保存...」をクリックします。
  2. ファイルの保存場所を指定し、ファイルを「template-print.jpg」と名付け、「保存」をクリックします。
  3. 画質」に 12(最大)を入力し、「OK」をクリックします。 注意:ファイル形式に JPEG を選択すると Photoshop がファイルを圧縮しますが、品質はそれほど落ちません。

オフィスのプリンターや商用プリンターでこれを印刷することができます。ほとんどの商用プリンターは JPEG ファイルを印刷できます。

ウェブ用に保存

ソーシャルメディアでもシェアできるバージョンも保存しましょう。上で保存した画像はオンラインで使用するには解像度が高すぎます。フルサイズで表示するには画面がいくつか必要になりますので、ウェブ用に小さい画像を保存しましょう。

  1. ファイル」>「Web 用に保存...」をクリックします(以前のバージョンでは Web およびデバイス用に保存)。
  2. (右上の)プリセットを「JPEG 高」に変更します。
  3. 画質80に変更します。
  4. 1200ピクセル高さ1533ピクセルに変更し、「保存...」をクリックします。
  5. ファイルの保存場所を指定し、ファイルを「template-web.jpg」と名付け、「保存」をクリックします。

補足:ピクセル値に 1200としたわけは Facebook や Twitter の最大幅がこの値のためです。詳しくは Sprout Social の「ソーシャルメディアの画像サイズの常時最新ガイド」をご確認ください。

ここまでで学んだこと

すべて完了しました!すべての 5つのパートをご覧になった場合は(各ボタンをどういった操作に使うのかという知識はもちろんのこと) Photoshop の強力な機能の使い方を含む、たくさんのことを学んでいただけたと思います。

具体的には画像の色調の調整、写真のサイズ変更、「コンテンツに応じた塗りつぶし」機能での空白の塗りつぶし、ガイドの追加と調整、画像へのテキストの追加とテキストの表示の調整、角丸の図形の追加、ベクター画像の追加が行ったことのすべてです。さらに、(これまでにご存知なかった場合は)Photoshop でレイヤーがどういった役割を果たすのかやベクターとラスター画像の違いを学びました。

これらのスキルを活かして、異なる背景画像、異なる色のテキスト、あなたの非営利団体のロゴと URL を使ってぜひポスターを作成することができるはずです。

もっと学びたい方へ

このシリーズで学んだ後、Photoshop についてさらに学びたいと思われる方は以下の素晴らしいチュートリアルもご確認ください。また、このような Photoshop についての TechSoup のチュートリアルをご希望の場合はぜひお知らせください!

初心者向けチュートリアル

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パート 4