【Adobeデザイン&画像コラム】非営利団体のための画像探しと使用

非営利団体のための画像探しと使用

オンラインで写真の見つけ方を学び、目的に合わせ、どういった条件で合法的に使用することができるかを知る

組織や慈善団体が使用できる画像はインターネットでたくさん見つかりますが、あなたのウェブサイトやニュースレター、年次報告書にぴったりの画像はどのようにして見つけていますか?さらに、見つけた画像を使用するには許可が必要か知っていますか?ここで良い画像の見つけ方と活用方法の基本を学びましょう。

この記事にはロビン・グッドの書いた ブログ用の無料画像やビジュアルを探す場所 の編集内容が含まれています。記事はローラ・キンズヴェーターが 2016年3月に更新しました。

ウェブサイトや印刷物に画像を必要としている非営利団体や慈善団体にとってインターネットは巨大な無料写真バンクのように見えるかも知れません。しかし、著作権で保護された画像を許可なしに使用することは違法です(良いことのために使用する場合も同じです)。

合法的に画像を取得できる場所はオンラインにたくさんあります。これらを追ってご紹介しますが、その前に、インターネットから取得した画像を使用する際のいくつかのガイドラインを学ぶことが大切です。

著作権で保護された画像:許可なく使用しない

著作権は公開されている、いないにかかわらず、芸術または知的作品の著者や所有者に対する幅広い法的保護です。アメリカでは著作権は著者にオリジナル作品をコピーしたり、元の作品のバリエーションとなる「派生作品」を作ったり、公開したり、作品を送ることができる独占権を与えます。

つまり、他の人が著者の許可なしにこれらを行うことは違法だということです。無断でこれらの行動をすると、著作権法に違反し、罰金を含む法的制裁の対象となることがあります。慎重すぎると思われるかも知れませんが、著作権記号(©)や法的注釈がない場合でも、オンラインで見つかるほとんどの画像は著作権で保護されていると考えてください。

特定のクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで許可を受けたようなオープンライセンスで著作権保護された画像もあります。これらは使用にあたり許可を得る必要がありません(クリエイティブ・コモンズ・ライセンスについて詳しくは次のセクションをご確認ください)。

承諾済み:自由に画像を使用できる時

一般的に、許可なしにウェブサイトや印刷物に画像を借りることができる場合が 3つあります。ほとんどの場合、著作権保有者を見つけ出し、許可を得るよりも、早く、手間が少なくて済みます。どんな作品であれ、可能な限り作者の功績をたたえることは良い習慣です。

  1. 画像がパブリックドメインに属する場合
    パブリックドメインの画像には法的な所有者がいません。作品がパブリックドメインになるには著作権の期限が切れた、著作権が一度も更新されていない、作品はパブリックドメインに捧げられたといった様々な理由があります。著作権が切れた作品はアメリカで 1923年以前に公開された、または 1964年以前に公開され、著作権が更新されていないものです。

    作品がいつ作成されたのかまたはいつ公開されたのかが分からない場合、アメリカの著作権局の記録を検索します。「この作品はパブリックドメインに捧げられた」と書かれたものは一般的に許可なく使用できることを示しています。
  2. 「著作権なし」の場合
    「著作権なし」画像を提供していると広告するオンラインの写真バンクはたくさんあります(例として下の「その他のオンライン情報源」をご参照ください)。これらの画像は比較的問題なく使用可能ですが、使用前に必ず利用規約を読んでください。無料だからといって自由に使えるとは限りません。
  3. 画像がオープンなライセンスの場合
    オープンなライセンスの画像とは著作権保有者が自動的な転載許可を決めたということです。オープンなライセンスの最も一般的な形式はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの適用です。非常に制限されたものから、非常に寛容なものまで色々と異なるクリエイティブ・コモンズ・ライセンスがあります。そのため、この形式のライセンスの画像を見つけた時は、使用前に規約を正しく理解するようにしてください。多くの場合、画像の作成者を明記する必要があります(下の「クレジット:画像の作者の表示方法」をご参照ください)。クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの種類一覧はクリエイティブ・コモンズのウェブサイトにあります。
  4. 公正使用の対象となった画像の場合
    状況により、製造者のロゴや商品画像を許可なしで使用できることがあります。これはアメリカ著作権公正使用文書に記載されています。例外もあります。例えば、あなたの会社の一部であるように見えるように他の会社のロゴをウェブサイトに載せることは禁じられています。普段通り、疑わしい場合は許可を求めてください。

クレジット:画像の作者の表示方法

作者を表示することでクレジットが必要な作品にクレジットを与え、画像の作者を適切に示すことができます。通常必要な作者情報 3つは以下のように、または同様の形式で記載します。

画像(元の画像の URL へのリンク):作者名 / 画像:ライセンスタイプ(リンク付き)

画像を編集した場合は、クレジットにその旨、追記します。以下はクリエイティブ・コモンズの例です:

画像:ジョン・タン / CC BY / テキスト追加

画像の使用時に考慮すること

TechSoup 内では画像の使用にいくつかのガイドラインがあります:

  • 写真ははっきりと、フォーカスがあっており、使用するサイズで表示した時にぼやけないこと。
  • 団体の活動を表すものであること。人々を助ける活動であれば、助けている人々を、公園を掃除する活動であれば、活動前と後の写真などです。
  • 可能な限り、型通りの集合写真よりも自然でカメラ目線でないような画像を使うこと。例えば、ボランティアの人たちがカメラの前に集まって作り笑いをした写真よりも、作業をしているボランティアの人たちの写真のほうが魅力的です。
  • イベントの写真には一般的な「マイクを持った人」以上のものを見せること。グループの写真や遠くから撮った写真、参加者のクローズアップなど色々と混ぜあわせましょう。

必要なものが分かれば、それに合った合法的に使用できる画像はオンラインでたくさん見つかります。

オープンライセンス画像の検索

ウェブサイトや他のプロジェクト用のオープンライセンスの無料画像はクリエイティブ・コモンズの検索ツールや Google の使用権ごとの検索ツールで検索することができます。

クリエイティブ・コモンズの検索ツールは画像検索エンジンをひとつにまとめているため、簡単にクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開されているウェブサイト内の素材を見つけることができます。念のため、見つけた画像がオープンライセンスであることを確認してください。

Google の高度画像検索を使うと、使用権ごとに検索を絞り込むことができます。例えば、自由に使用、共有、編集可能な画像を検索することができます。(JPG のみといった)ファイルの種類や(顔のみといった)画像の種類、画像内の色などその他の検索条件を追加することも可能です。

無料画像のあるその他のオンライン作品集

以下のサイトにはウェブサイトや他の目的に無料で使用できるパブリックドメインや著作権なし、オープンライセンスの画像があります。多くは元のウェブサイトへのリンクのみを必要条件としていますが、(現在の)ガイドラインについては各サイトを確認してください。

Flickr は 2億以上のクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの写真が捧げられている世界最大のコミュニティです。たくさんのコンテンツがあるため、必ずと言っていいほど探しているものが見つかります。

Flickr のクリエイティブ・コモンズのページでライセンスごとの写真を見つけることができます。高度な検索ではライセンスの種類を指定することもできます。

Getty Images には 5,000万の無料画像があり、おそらく現時点で最大数です。Getty Images では 2014年3月から画像の使用が無料になりました。サービスの使用方法は TechSoup の画像の埋め込みについてのページを参照してください。Getty Images の使用前に、あなたのウェブサイトが iframe 埋め込みをサポートしているか確認してください(例えば、このブログでは現在サポートしていません)。また、次のような点の考慮が必要です。埋め込みコードが今後 Getty Images の広告の埋め込みに使用されたり、あなたのサイトの閲覧データの収集に使用されたり、Getty Images のサービスがダウンした時にあなたのサイトの画像が消えてしまう可能性もあります。

Pixabay には高品質で無料の写真やベクター画像、芸術的イラストが 520,000 点以上あります。

Compfight は効率的な画像検索に特化した画像検索エンジンです。特に Flickr 画像検索において良い結果が出ます。

MorgueFile には会社や公共で使用可能な 55,000 以上の無料で高画質のデジタルストックフォトや参考画像があります。ウェブサイトへのリンクやクレジットは要求されていますが、必須ではありません。

ウィキメディア・コモンズには自由に使用できる 2,400万以上の画像や音声、動画を含むメディアファイルのデータベースがあります。多くはパブリックドメインです。トピックや場所、種類、作者、ライセンス、出品元により検索することができます。また、タグでも検索することができます。これは地図や旗、人の写真を使う際に便利です。

Stockphotosforfree.com には世界中からの 100,000 以上の無料ストックフォトがあります。

Pexels は 6,000以上のパブリックドメインの画像があり、画像は毎月追加されています。

Unsplash はもうひとつのパブリックドメイン画像検索時に確認すると良いサイトです。

アメリカのデジタル公共図書館(DPLA)はすべてのパブリックドメインやオープンライセンスのデジタルコンテンツのポータルとして使用できます。その膨大なアーカイブはパブリックドメインであり、とても良く整理されています。DPLA は歴史的な画像や美術品、その他の資産のとても良い作品集です。DPLA について詳しくはジム・リンチのブログ記事をご参照ください。

インターネット・アーカイブは DPLA に似ています。高度な検索で画像が検索できます。少々難しいインタフェースですが、アーカイブには良く整理されたたくさんのクリエイティブ・コモンズの画像があります。インターネット・アーカイブについて詳しくはジム・リンチのブログ記事をご参照ください。

ニューヨーク公共図書館は 2016年におよそ 20万のパブリックドメインの画像を公開しました。.

また、たくさんの専用サイトへのリンクを含む、この Canva のキューレーション一覧を活用してください。

Stock Photos That Don't Suck には常に更新されているお気に入りの無料画像サイトの一覧があります。それらの多くは The Pattern LibraryFoodiesfeedNew Old Stock といった楽しくアンティークな写真が専門です。

Verve には無料で使用可能な画像を提供する 27のサイトの良い一覧があります。Stock Photos That Don't Suck と重複するものもありますが、こちらも良く、大きな一覧です。

また Makeuseof.com の 6つのパブリックドメイン画像の無料ウェブサイトも確認してください。Public Domain PicturesPublic Domain PhotosImage After などのとても良い情報が見つかります。

国立公園サービスには約 13,000の無料で使用可能なパブリックドメインの公園の画像があります。国立公園サービスへのクレジットが必須です。

Free Images には世界中でアマチュア写真家の撮影した 35,000以上の高品質の写真があります。多くの写真は写真家にクレジットすることなく自由に使用することができますが、使用したい写真ごとに確認してください。

Open Photo は写真家がクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで保護しながら作品を共有できるストックフォトやフレームワークのコミュニティです。写真家へのクレジットが必須です。

Visipix は約 130万の「展示品」の美術館であり、クリップアート、写真館です。すべての画像は無料ですが、サイトには写真の近くに作者と Visipix へクレジットを記載するよう書かれています。

Stockvault は個人的に、または非営利団体で使える 29,000以上の画像やストックフォトがあります。ウェブサイトへのリンクや画像のクレジットは必須ではありません。

From Old Books には本をスキャンした 3,500以上のパブリックドメインの画像があります(パブリックドメインでないものもあります)。画像使用の際はできるだけサイトの名前の記載し、サイトへリンクするよう書かれています。

PD Photo は数千ののパブリックドメインの無料写真がカテゴリーごとに整理されたリポジトリです。画像の著作権が明記されていない限り、自由に使えると考えることができます。ウェブサイトにリンクしたり、画像へのクレジットが求められていますが、必須ではありません。

Unprofound.com は一般的な分類ではなく、基本色によって整理された写真集です(白は「その他」のカテゴリーにあります)。画像を好きなように使用することができますが、写真として再配布することはできません。ウェブサイトへのリンクや画像へのクレジットは必須ではありません。

FreeImages.co.uk には 6,000以上のストックフォトがあります。画層をオンラインで使用する場合はウェブサイトへのリンクが必要です。画像を印刷、またはその他のオフラインで使用する場合はクレジットが必要です。

FreePhotosBankは無料ストックフォトが検索できる画像バンクです。クレジットは必須です。

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上の画像は複数のライセンスのある画像を組み合わせています。

画像:ショーン・フォーネリ / CC BY-SA

画像:ジョン・タン / CC BY

画像: AFGE / CC BY

画像:ダニエル・ニール / CC BY

画像:デビッド・プラサド / CC BY-SA

画像: DFID – 英国国際開発省 / CC BY

画像:グレン・フォード / CC BY-SA

画像:サンホセ図書館 / CC BY-SA

画像: PublicDomainImages / CC0

画像: 4941 / CC0 / i一番上に追加された画像