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TechSoup Global Contributor's Summit(TSGCS)オープニング速記録

TechSoup Japanの担当者2名は現在、サンタクララで行われている「TechSoup Global Contributor's Summit(TSGCS)」に参加しています。
サミット期間中、TechSoup Japanの寄贈申請対応などが遅れており、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんがご理解いただけますようお願いいたします。
2/15のオープニングセッションから、キースピーチの速記録をご紹介します。 
直訳をしていますので文章的にこなれない部分などがありますが、ご了承ください。
なお、より早く、詳細な情報は、以下をご覧ください。
TechSoup Globalのサイト
twitterハッシュタグ「 #tsg2011 」
 


Mr. Akhtar Microsoft
3つの変化がおこっている。
1.テクノロジー
2.経済の変化
3.個人の役割の変化

モバイルについて考えることも重要だ。今はPCよりもモバイルの数が多い。これがこれまでにできなかった変化をいかにもたらすか。
FaceBookに代表されるように、人々は互いにつながることができる。
個人の力をいかにテクノロジーを通じて集め、人々の力としてまとめていけるか。

Mr.ダニエル・ベンホリン
タンベ・ハリーという、カメルーンで農家のために働いている活動家がいた。彼はTechSoupのthe FACT Social Justice Challengeにエントリーしたが、ビザをとれずにアメリカの審査会場に来ることができず、オンラインでプレゼンをして入賞した。またモバイルチェンジアワードで6000ドルを獲得し、ネットスクエアドを5か所に広げた。彼のネットワークからいろいろな変化が出てくるだろう。( http://www.netsquared.org/blog/claire-sale/interview-fact-challenge-winner-tambe-ha )
私は1997年からウェブの力に惹かれて活動をしてきた。ウェルというネットワークコミュニティで、ITの専門家とNPOの活動家をつなぐ活動をした。ITの専門家と活動家はコアバリューが似ていると感じたが、人間的な感情のやり取りがたくさんあり、2つのグループのネットワーキングを積極的に促していかなければならなかった。そもそも相性がいいグループなので、もっとコネクトを増やしたいと思う。
今はTechSoupのパートナーが35に増えた。Mグラッドウェルの「strong ties」ではオンラインだけでは変化をもたらすには十分ではないと指摘されている。強いつながりのためには信頼関係が重要。TSGNは可能性あるネットワークを持っている。
最後に、「ネットワーク」についてこう定義したい。「いっしょに何かを作業したり、何かを一緒にやっている人たちのグループであり、1人では達成できないことを達成したり、解決できないことを解決するものである。」

Ms.ダイアナ モンタレーインスティチュート
ネットワークに関する研究をしている。
ネットワークで世の中が根本的に変わってきている。ネットワークを使うにあたってキーワードになることはシェアリング、リスニング、トランスペアレンシーだ。

Mr.ジョニースレストン
ハイチ地震の後に財団を作った。
既にいいたいことは全部いわれちゃったから、今からストーリーを作らないと。ネットワークを使うときはいつもそうですよね。
2001年の時点で、ハイチは70%が貧困層、ビジネスも60%は税金を払わない。森林はなくなり、環境破壊は進む。どこから手を付けていいかわからなかった。自分たちで解決しようとしても難しかったが、ネットワークで解決をすることができると感じた。助けてくれる人を捜すのが大切。2年前のTechSoup Global Summitでベルギーの人に会い、開発途上国にPCを送っているプログラムを知った。ブロードバンドを貧困地域に提供している団体とも知り合った。自分たちのネットワーク次第で世界を変えていくことができる。これからGuide Star Internationalとも提携をする。何をしたいかを考え、課題を設定したら、必要な能力を考えて、ネットワークを組むことが大切だと感じている。

Ms.アニーレオナード
Story of Stuffという映画を作った( http://www.youtube.com/watch?v=gLBE5QAYXp8 )。世界の工場を20年取材。搾取や垂れ流しなどの問題があったが、マスメディアは無視をしていた。2007年にウェブで流したら20カ国で12000人にみられた。誰かがURLに掲載したら、マスメディアでも取り上げられた。多くのNPOが上映会を開催してくれて、学校でも教材として使われた。
映画を作る前にずっと課題意識はいろいろな人に話していたので、すでにネットワークがあった。だから映画を出したときに一気に広がったと思う。映画に出てくる人もネットワーク上にいたし、ウェブホスティングの費用が400ドルしかなくて、アクセスが集中して足りなくなったときに助けてくれた人もネット上にいた。
協力してくれたたくさんの人がいろいろな物語を付けて紹介してくれた。映画をウェブにのせたことで、ネットワークという新たなコンテクストが生まれ、物語が生まれた。
ネットがなかったらこんなことはおこらなかった。
文化的なストラクチャーとITのネットワークの2つが必要。活動の進め方がネットワーク以前のモデルが基本になっているのは確かだが、今はネットワークモデルにシフトしていて、乗らないとおいていかれる。何百万人が助けてくれる。ZIPCARというカーシェアサービス( http://www.zipcar.com/ )、ビデオレンタル、すべてに反映されている。フィードバックもあるから、頭が良くなるのも早くなる。
ネットワークは上下ではなく、水平に流れる。組織は贅肉がついていない状況を保っていて、自分の組織にも5人しか人はいない。
network is faster,better,smarter
自分たち以外の人は賢くて、いっしょにやることでもっと賢くなると信じきること。そうでないとたいした成果は出せない。でもネット上の人がみんな自分が好きだと思っていたら、まだあなたのネットワークは小さい。いろいろな人がいるからネットワークなんです。