Windows 7のアップグレードのステップとチェックリスト
以下の内容は、Windows 7へのアップグレード手順のチェックリストになります。この記事は「始める前に」「Windows 7を手に入れる」「Windows 7のインストール」3つのセクションに分かれています。この記事はソフトウェアのインストールにある程度慣れている中級者向けに書かれていて、10台以下のコンピュータにインストールすることを想定しています。コンピュータ上級者にとっては、ここに書かれている内容は不要かもしれません。
始める前に
コンピュータを普段からメインテナンスしている人にとって、この後に書かれている内容は特に新しいことではないでしょう。またアップグレード後もコンピュータがスムーズに動くためにも有用な情報が書かれているので、安定したコンピュータのインフラ整備に役に立つと思います。
1. データの一覧表をつくる:
あなたのデータがどこにあるかを知っておくことは重要です。特に「マイドキュメント」のようなユーザプロファイルフォルダにバックアップされないデータにおいては、特に必要となります。Windows7をインストールする際、ハードディスクを初期化せずに、カスタムインストールを行う場合は、「マイドキュメント」を含むプロファイルフォルダは「C:\Windows.old」に保存されます。しかし、外付けメディアにデータをバックアップした方がいいでしょう。
2. 関係するすべての情報を書きとめる:
(もし自動的にセットアップされないようであれば)IPアドレスや、ハードウェア・コンポーネントのメーカー名とモデル名、ソフトウェアのライセンスキーはどこかに書きとめておくようにしてください。
3. バックアップを行い、リストア(復元)を試す:
Windows7へのアップグレードの前にバックアップを行ってください。さらに確認のために別の場所にリストア(復元)を試してください。OSのアップグレードの場合、データは(外付けハードドライブやDVD、USBメモリなどの)外付けメディアにコピーするといいでしょう。繰り返しになりますが、ファイルが正確にコピーされたかどうかの確認を必ず行ってください。なぜならアップグレードするWindows7の種類によって、バックアップしたデータがすぐに利用できない可能性があるからです。XPからWindows 7へ、または32ビットから64ビットといったカスタムインストールをする場合は、Windows 転送ツールを使ってWindowsの設定を外付けドライブにバックアップし、後でそれをWindows 7に復元してください。
(XPからWindows 7への詳しい転送方法は、こちらをご覧ください)
4. ウィルスが入っていないか確認する:
あなたのPCにウィルス対策ソフトがインストールされ、それがしっかり機能している必要があります。それによって悪意あるプログラム等が転送されるのを防ぎます。「インプレース アップグレード(再インストール)」を行う場合は、WindowsフォルダがPC上に保持されるので、この操作は特に重要となります。
5. データをクリーンアップする:
ウィルスの他にも、「一時的なファイル」をドライブからクリーンアップする必要があります。それを行うことでハードディスクの空き容量を確保でき、システムを最大限に利用することができます。多くのアプリケーションは、基本的機能を作動するために「一時的なファイル」を使います。それらのファイルはアプリケーションを閉じた後は必要ありませんが、コンピュータ上に残ります。
6. ハードドライブをチェックする:
新しいOSのインストールといった込み入ったプロセスを必要とする場合、インストールを始める前にハードドライブのエラーがないかチェックすることをお勧めします。ただし古いハードドライブから新しいハードドライブに代えたり、または新たなハードドライブをインストールしようと思っているのであれば、この作業は必要ではありません。「マイコンピュータ」を右クリックして、「プロパティ」を選び、Windowsのドライブ確認ユーティリティを使います。ダイアログボックスの「ツール」タブを選び、「エラーチェック」の「チェックする」ボタンをクリックします(詳しい操作方法についてはこちら)。もし5年以上、そしてかなりの頻繁で使っているドライブにインストーしようと考えている場は、このチェックを行い、ハードウェアが正常に作動し今後も使用できるかどうか確認することを特にお勧めします。
7. デフラグする:
最後になりますが、インストールを始める前にハードドライブのデフラグを行ってください。Windows 7のインストールでもインストール完了前にハードドライブをデフラグしますが、ドライブ上のたくさんのデータを読み書きで時間がかかるため、その前にやっておくことで時間が節約できます。
Windows 7を入手する
Windows 7ソフトウェアを入手するにはいくつかの方法があります。
1. TechSoup Japanでマイクロソフトの寄贈対象となっている団体の場合
TechSoup Japanに新たに寄贈申請する:
マイクロソフトの寄贈対象になっているNPO法人は、TechSoup Japanを使って、Windows 7 ProfessionalまたはWindows 7 Enterpriseを申請できます。(※2009年10月22日~2010年1月31日の間は、特別寄贈キャンペーンを行っています。詳しい情報はこちら[ランディングページのURL]をお読みください。)
2. 既にTechSoup Japanを通じてマイクロソフトのOSを申請されたことがある場合
マイクロソフトのeOpenとソフトウェア アシュアランスを使う:
すでにTechSoup Japanでソフトウェア アシュアランス付のマイクロソフトOSの寄贈を受けた団体は、マイクロソフト ボリューム ライセンス サービス センターで最新のOSに無償アップグレードすることができます(※マイクロソフト ソフトウェア アシュアランスについては、こちらをお読みください)。
ソフトウェア アシュアランスを使うことで、Windows 7のアップグレード製品のダウンロードと、製品のアクティベーション(ライセンス認証)キーの請求を行うことができます。大きなサイズのファイルをダウンロードして、それをDVDに書き込む必要があります。記録・書き込みが正確に行われるよう、DVDの書き込みソフトウェアのセッティングを行ってください。さらに場合によっては、Microsoft ボリューム ライセンス サービス センターのサイトでアクティベーションキーを申請する必要があるかもしれません。このキーはインストール後に必要になるものですので、書きとめておいてください。
(※アクティベーションキーに関する詳しい情報はこちらで読むことができます)
3. 一般販売店で購入する:各種Windows 7は10月22日に店頭に並びます。
Windows 7をインストールする
アップデートするためのデータとハードウェアの準備ができたら、インストールを始めることができます。Vistaであれば(32ビットは32ビット、64ビットは64ビットへの)インプレース(上書き)インストールをすることになり、その他のアップグレード方法の場合はカスタム インストールの方法をとります。
(※現在使用している Windows に Service Pack 1 以上を適用していても、Windows 7 のエディションの組み合わせによっては、アップグレード(上書きインストール)ができないことがあります。
)
1. インプレース(上書き)インストール:DVDドライブにDVDを挿入してください。自動的にインストールプログラムが始まるはずです。もし始まらない場合は、コンピュータのマイコンピュータにあるDVD/CDドライブを開き、setup.exeプログラムを探して、それをダブルクリックしてください。
2. カスタムインストール:DVDドライブにDVDを挿入してください。自動的にインストールプログラムが始まるはずです。もし始まらない場合は、コンピュータのマイコンピュータにあるDVD/CDドライブを開き、setup.exeプログラムを探して、それをダブルクリックしてください。
インストールが無事終了すると、アクティベーション キーを入力する段階になります。アクティベーション キーによってコンピュータが有効化されれば、Windows 7を使えるまでもう少しです。もし他のソフトウェアプログラムを再インストールする必要がある場合は、データファイルを復元する前にそのインストールを行ってください。そうすることで、そのデータに関連するプログラムが最新で最適なものになります。Windows 転送ツールを使うか、バックアップしたデータの直接コピーをしてください。
それが終われば、すべて完了です。新しいOSをお楽しみください!
